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Green
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Mean What You Say
作曲;Thad Jones
編曲;三塚知貴(Tomoki Mitsuka)
Three And One
作曲;Thad Jones
編曲;川原聖仁(Masahito Kawahara)
Strike Up The Band
作曲;George Gershwin/Ira Gershwin
編曲;三塚知貴(Tomoki Mitsuka)
Someday My Prince Will Come
作曲;Frank Churchill/Larry Morey
編曲;川原聖仁(Masahito Kawahara)
This Masquerade
作曲;Leon Russell
編曲;三塚知貴(Tomoki Mitsuka)
Catnap
作曲;榎本裕介(Yusuke Enomoto)
編曲;榎本裕介(Yusuke Enomoto)
Seventh Sense
作曲;朝里勝久(Katsuhisa Asari)
編曲;朝里勝久(Katsuhisa Asari)
Jazz Trombone Quartet VOLTZ
三塚知貴 Tomoki MITSUKA (Tenor Trombone)
川原聖仁 Masahito KAWAHARA (Tenor Trombone)
榎本裕介 Yusuke ENOMOTO (Tenor Trombone)
朝里勝久 Katsuhisa ASARI (Bass Trombone)
 
Produced by Jazz Trombone Quartet VOLTZ
Recorded at SOS-MUSIC Studio,Tokyo on February 5,6,7,21&26,2018
Engineered by Masanobu TAKEI(SOS-MUSIC)
Photography;Toru TAKAMATSU(WAVE)
Design;Masaya HONDA
Special Thanks;Kanako IIDA,Eriko KIRIYAMA,Wakako SAKAMOTO,Kazuo SUZUKI(Musicstore.JP),Hajime TAGUCHI&Yuko YAMAMOTO
©℗2018 Jazz Trombone Quartet VOLTZ
Made In Japan
 
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Mean What You Say

ビッグバンドファンの方ならばきっとお馴染みだと思われます、The Thad Jones/Mel Lewis Orchestraの初期にレコーディングされている不朽の名作のひとつです。
原曲の魅力はと言うと、いかにもThad Jonesらしいドミナント・モーションの連続、そして、複雑でいながら心地よい多分に含まれたテンションサウンド。
この、実に色彩豊かな曲を、コード楽器がいない、たった4本のトロンボーンで再現するという事で、より試行錯誤をしながらアレンジを書きました。
各パートのリフが湧き出しては絡み合うテーマ部、そして、川原・榎本・三塚の順で個性的なアドリブソロが受け渡され、オリジナルを彷彿させるシャウトコーラス、そして元々はトロンボーンソリであった部分をバストロンボーンに割り当てるなど、1曲の中で多くの出来事が起こっている濃厚な作品に仕上がりました。

(by 三塚知貴)

Three And One

Thad Jones (tp,flh)のペンによるシンプルな曲。
Thad Jonesといえば兄のHank Jones (p)と弟のElvin Jones (ds)と共に兄弟そろって優れたミュージシャン。
この3兄弟での初めてのレコーディングセッションでは(兄弟ではないですが)Eddie Jones (b)を1人加えて、まさに曲名とピッタリなシチュエーションでこのThree and Oneを演奏しています。
また、この曲は彼のお気に入りだったようで、スモールグループ以外にMel Lewis (ds)との双頭リーダービッグバンドでも初期からレパートリーとして演奏し、様々な編成で晩年まで演奏をし続けていました。
今回の収録ではJones3兄弟ともう1人のJonesのセッションに思いを馳せながら、VoltzのThree and One(3人のテナーと1人のバス)それぞれにスポットライトが当たるようにアレンジを施しました。
まるで兄弟セッションのように肩の力の抜けた共演を楽しんで頂けたら幸いです。
ソロは朝里、三塚、川原、榎本の順。

(by 川原聖仁)

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Strike Up The Band

George Gershwin作曲。1927年に初演された同名のミュージカル映画の主題歌です。
「バンドよ張り切れ」という邦題も付いていますので、やはり終始元気が良いアレンジになっています。
軽快な行進曲風な部分と、4ビートのスウィングを交互に、三塚・川原・榎本の順で各アドリブソロ、その後に全員一斉に張り切りまくってみました(笑)。
ディキシースタイルの部分も挿入しています。陽気な気分でお聴き頂けたらと思います。

(by 三塚知貴)

Someday My Prince Will Come

Frank Churchillが作曲し、Larry Moreyによって作詞された、ディズニーアニメ「白雪姫」の挿入歌として作られた一曲。
この曲は、Miles Davis (tp)、Bill Evans (p)、Oscar Peterson (p)といった著名なジャズミュージシャンが次々に取り上げ、現在では様々なミュージシャンがセッションをする定番曲、いわゆるジャズスタンダードとなりました。
また、近年ではジャズ以外のポップミュージシャンもこぞって演奏をしています。
今回収録したアレンジは、4拍子から始まり3拍子、テンポの違う4拍子、そしていつのまにか元の3拍子へ、といったように拍子変更も沢山取り入れています。
最初はスモールグループから、そして中間部はまるでビッグバンドジャズを聴いているかのようなワクワク感を演出しました。
また、この曲に関してはトロンボーン4重奏はもちろん、ユーフォニアム・チューバ4重奏でも工夫をすれば演奏可能なように音域設定をしてあるので、musicstore.jpより販売の譜面を使って、違った編成でトライしてみても楽しいと思います。
ソロは三塚、榎本、朝里の順。

(by 川原聖仁)

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This Masquerade

アメリカのシンガーソングライターであるLeon Russellの作品。ギタリストであり歌手のGeorge Bensonがカヴァーしたバージョンが大ヒットしたことをはじめ、Carpentersなど多くのミュージシャンに取り上げられ、1970年代を代表するポピュラーソングになったという事は言うまでもありません。
とても切ない気持ちに満ちたメロディ。中低音域のトロンボーンのアンサンブルサウンドだからこそ醸し出せる、哀愁漂う雰囲気を感じて頂けたら嬉しいです。
ボサノバのリズムに乗せたムーディなテーマ部分から、情感込められた榎本のソロ、倍テンポのフィーリングで熱い川原のソロから、三塚のソロに繋がります。

(by 三塚知貴)

Catnap

Catnap=うたた寝、仮眠
この曲は僕のオリジナルの曲です。Voltzの新しいアルバム用にアレンジを、という話し合いをしていた時になんとなく新曲を書きたいなとおぼろげに考えていました。ちょうどその頃自分的に頑張らなければいけない物事が多く気を張った日々が続いてたのですが、その中で聞いていてリラックスできるような曲が出来たらいいなという自分へ向けての癒しの曲でもありました 笑
特に自分をフィーチャリングした曲にしようという意図はなかったのですが、結局自分で全てのメロディを吹くことにしました。自分で考えたメロディなのですが吹くたびにノリや捉え方が変化するのが感じられ、この曲もまたライブでこれから育っていくんだろうなという思いです。
非常に題名をつけるのに苦労した思い出があるのですが、僕が無類の猫好きで2匹の猫を飼っていることと、猫と一緒にお昼寝したいなどという願望丸出しで辞典をパラパラめくっていたところぴったりな単語が見つかり決定しました。このCDは春に出たのですが、ポカポカ陽気の縁側で猫とうたた寝しながら聞いてください 笑
soloは三塚氏のjazzyな音使いのものから始まり、川原氏の流れるようなsolo、そして最後のオイシイ部分は作曲者である私、榎本が吹いています。ベースはエレクトリックベースをイメージしてラインを書いたのですが、朝里氏がバストロンボーンで上手く落とし込んでくれました。聞いてもらったみなさんがホンワカした気持ちになってくれたら嬉しいです。

(by 榎本裕介)

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Seventh Sense

7拍子のファンクナンバー。曲名は直訳で「第7感」。
動画サイトでの、あるプレイヤーが奏でた2小節のベースラインパターンからオマージュを受けました。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、これらが5感。第6感はこれら5感に生命力を読み取る力が得られた状態。第7感とは、更に客観性を獲得した状態、もしくは無意識のレベルの感覚、心覚とも言われているそうです。
いわゆる「変拍子」の曲を演奏する際、その不安定さ故か、稀に自分では考えもしなかったフレーズ、音楽が直感的、また無意識に生まれる瞬間があり、そのような情動を少しでも表現できたらと作った曲です。
Solist;三塚知貴

(by 朝里勝久)